和婚とは、会場の雰囲気や装飾、衣裳などに和の要素を取り入れた挙式スタイルのことです 絶対にこうしなくてはいけないという決まりはないです
和婚の中でもとりわけ人気があるのが「神前式」です
神前式は、神社や神殿で行われる伝統的な挙式で、お寺での仏前式や、ホテルでの和装を取り入れた挙式・披露宴も人気のスタイルになっています
神社での挙式は親族や家族が中心となることも多いですが、友人や知人も参列できる会場もあるため事前に確認しておくと安心ですね
披露宴会場が併設されている神社をはじめ、提携しているホテルや専門の式場、料亭での披露宴を選ぶ方もいます
ホテルや専門式場に設けられた神殿は空調設備や控室などが整っているため、厳かに行う神前式とゲストへの丁寧なおもてなしの両方を叶えられます
神前式は少し堅苦しく感じるかも…というおふたりには、和風の人前式などのスタイルも選べるので、希望に沿った挙式を行うことが可能です
和婚の挙式スタイル
金刀比羅宮の参進の風景
和婚のお衣装
白無垢
白無垢とは、掛け下や帯、小物や柄などがすべて白で統一されているのが特徴です。綿帽子や角隠しを合わせるのが正式なスタイルになっています 近年では、布地に金や銀の糸を使用したり、アクセントカラーとして赤を入れたデザインも増えてきているようです
色打掛
色打掛とは、掛下の上に赤や金糸・銀糸などで華やかな色と柄が施された打掛を合わせる和装です 格式の高い着物で、色や文様・刺繍の組み合わせが楽しめます。日本庭園の景色に美しく溶け込みます
紋付袴
五つ紋が入った黒羽二重の羽織に、仙台平と呼ばれる縦縞が入っているのが特徴です 縦縞が太いほど若い方向けとされています 神前結婚式で着る時は黒が一般的ですが、最近では色紋付も人気を集めています
近年は和装も多様化
神前式は白無垢のイメージが強い挙式スタイルですが、色打掛も婚礼衣装のため着用しても問題ないです
白無垢には自前の髪やかつらで日本髪を結うことが多いですが、洋風の髪型に着物を合わせる花嫁さんもいます
この和×洋を組み合わせた「和モダンウエディング」を行うカップルが増えてきています
神前式の後に洋風の披露宴を行ったり、洋風・カジュアルなインテリアの会場に和装を合わせたりできるため、和洋折衷の挙式を叶えたい方にぴったりです
また、和装にブーケを合わせるのも近年の人気スタイル
ボールブーケや和の素材を使ったブーケ、クラッチブーケなど種類もさまざまです
おふたりで相談し、和装にぴったりなブーケを探してみましょう